フェアトレードへの思いが起業のきっかけ!

ファーラさんとビジネスを始めた理由

今日は私が国際的なビジネスを始めた時の話をさせていただく
機会がありました。

開業当初の思いがよみがえってきました。

当時私は家庭と仕事を両立したいというだけでなく、
子供たちに恥じることのない仕事をしたいということを

強く思っていました。

ですから、ファーラさんのインドの職人の暮らしを向上させたいと
いう思いと子女教育の援助という目標に強く惹かれました。

まさにフェアトレードですが、それを自然に、当たり前のように
行っている姿を見て間違いの無いパートナーだと思いました。

 

 

 

インドリームは国際会議でインド人女性に出会い、ストールの
美しさに魅せられて始めたビジネスです。

 

とはいうものの、常識的に考えたら、見ず知らずのインド人と
いくら商品が良いからと言って、いきなりビジネスを始める人は
いません。

 

当時、年齢も50歳を越えており、またアパレルの経験も輸入の
経験もほとんどなく、インドについても何も知らない状態でしたから。

 

実際のところ、大先輩や、大企業でビジネスをしてる方から、
起業を慎重にするようにというアドバイスをたくさん
いただきました。

それでも迷わず前向きに進んでいけたのは、次の3つの理由
からです。

 

1.ストールが運ぶ幸せを実感できたこと。

ストールを売る人も買う人も美しさに目を見張り、身に
つけるだけで誰もが笑顔になったことが決め手!
初めてファーラさんのブースに行った日は、ストールに吸い寄せられて
一日中そこにいました。そこへ世界中の方が立ち寄り、ストール選び
が始まります。女性のお買い物好きは世界共通。
しかも美しい商品を前に、皆が幸せになりました。

 

2.ファーラさんと一瞬で意気投合できたこと。

彼女はアメリカ留学の経験もあり、西欧的な常識をもち、二人共
家族を大切にする母親であったこと。家族の悩みも仕事との両立も
共通の話題がたくさんありました。二人の性格もかなり違いますが、
良い組み合わせでした。

farah&mineko

 

 

3.ファーラさんのフェアトレードへの思いに感動!

戦時下に疲弊したカシミールの刺繍職人を取りまとめ、高品質の
ストールを生産するよう指導。

さらに、そのストールを国際会議などで販売し、世界中に広めたこと。

しかもその利益の一部を刺繍職人の子女教育に還元していること。

 

例えば、パソコンを与えたり、親が学費を払えなくなくなった
子供の教育費の援助など、草の根の社会貢献をしている姿に感動。

寄付ではなく、私もストールを販売することで職人たちの生活の
向上のお手伝いができると考えたのです。

 

もちろん、インド人とのビジネスは日本人とは違い、時々、驚く
こともありますが、その違いを乗り越える強い絆をこの12年間
で築くことができました。

とにもかくにも、この決断によって私の後半生は非常に豊かなものに
なりました。

 

草の根のフェアトレードとは?

ファーラさんは、フェアトレードのラベルを取ることはしていませんが、
実践していることは、まさにフェアトレードそのものです。
 

 

インドの刺繍職人の生活は長いパキスタンとの戦争のおかげで、
息子が負傷したり、家が破壊されたりと散々でした。

紛争中に、軍人であったファーラさんのご主人はたまたまスリナガルに
赴任しました。

その時にファーラさんは危険な状況にありながら、
職人たちの家を訪ね、説得して、世界に通用する高品質の
ストールの生産を始めました。

 

artisan-4

ですから、ファーラさんは、職人が安心して刺繍できるように、
生活の面倒も見ています。

高品質の生地と刺繍糸を与え、お祭りの食事も与え、時には
入院費を工面するために、ストールを前倒しでたくさん買って
あげたりもしています。

そうして、職人の暮らしを守りながら、美しいストールを
世界に送り出しているのです。

そんな姿に私も強く感動して、商売を始めたのです。

インドでは貧富の差が大きいので、貧しい人を助ける精神も生活の
中に根づいています。

それだからこそ、ファーラさんは私をカシミールの職人さんの家
まで連れて行くこともできます。

インドリームのストールも一見さんには売ってもらえない
高品質のストールばかりです。

インドの手刺繍ストールは、決して安価ではありません。

しかし、桐島かれんさんもおっしゃっていらしたように、
職人さんの魂と心と技を結集して作り上げたストールだからです。

 

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インドの素晴らしいストールをまずは日本の皆様にご覧いただきたく、
昨年からランチ会を始めました。
 

lunch20161110-stole

インドというと安物のイメージが強いのですが、

インドの高級品はまさに世界の高級品です。
もともとナポレオンの奥様の手に渡り、ヨーロッパ貴族に
大流行したストールです。

もっともっと世に広めたいです!

 

おかげさまでランチ会は大好評で、インドリームの看板イベントと
なりました。

 

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